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橿原JCとは

橿原JCとは

 青年会議所(JCI)とは、次代の担い手たる責任感をもった20歳から40歳までの指導者たらんとする青年の団体です。
 70年の歴史をもつ日本の青年会議所運動は、めざましい発展を続けており、現在706の地域に約40,000名の会員を擁し、全国的運動の総合調整機関として日本青年会議所(JCI日本)が東京にあります。全世界に及ぶこの青年運動の中枢は国際青年会議所(JCI)ですが、国及び地域に約17万名の会員が国際的な連携をもって活動をしています。
 私たち一般社団法人橿原青年会議所は1972年に設立され以来50年にわたり、「明るい豊かな社会」を創造するため橿原市・高市郡・磯城郡をテリトリーとし、「橿原夢の森フェスティバル」や「わんぱく相撲」など、たくさんのまちづくり運動や研修事業を展開しています。これからも橿原JCは地域においてますますその運動を発展させていきます。

2024年の橿原JC

2024年の橿原JC

【はじめに】
当たり前のことを当たり前にできないものに、明るい豊かな社会はつくれない。 我々は JC 活動を含めた日々の生活の中、当たり前のことを当たり前にできているでしょ うか。世間の当たり前と我々の当たり前は大きく乖離していないでしょうか。ひとによって 当たり前の定義は違えど、組織としてのルールやマナーといった当たり前のことをしっか りと理解し、徹底していかなければなりません。 また我々は奉仕、修練、友情の三信条をもって変革を起こしていく組織です。計画なきも のに行動はなく、行動なきものに成功はなく、成否に関わらず振り返りのないものに発展と 成長はありません。橿原青年会議所は日々の生活の中においても品格ある青年が活動して いる組織であることを自覚し、変革を起こす組織となっていかなければなりません。メンバ ーそれぞれが多角的な視点をもち、当たり前のレベルをさらに高めていくことで組織は強 くなり発展していきます。一年ごとに役割が代わる青年会議所だからこそ、我々は次代がよ り高い視座をもつよう導いていく必要があります。

 

【目指すべき組織】
全国的に青年会議所が会員減少に悩む中、会員拡大が好走しているのはメンバーの努力 はもちろんのこと、先輩諸兄姉や我々と関わる諸団体、各市町村からのご理解とご協力があ ってのことです。会員の拡大は大きな規模の事業をできるということだけでなく、より多角 的な視点で多くの議論を生むことができます。しかし、JC というものを知らずに活動の議 論をすることは困難です。拡大を推進すると共に新たに入会されるメンバーに我々の理念 や活動をしっかりと伝え、活動の楽しさや達成感を得てもらうことが大切です。JCI Mission に示されるように、我々はリーダーシップの開発と成長の機会を提供することが求められ ます。メンバー一人ひとりが地域をけん引するリーダーとなるため、多様性を受け入れ、輝 く個性が活き活きと調和し、個人では成しえない変革を生み出す人財へと成長していきま す。そうして、我々が生み出す一つひとつの活動が新しい価値を創造する組織をつくってい きます。

 

【組織としてのひとづくり】
「あなたに出会えて良かった」と思われるひとになりましょう。我々が今こうして活動で きるのは家族や職場、関係する様々な方からのご理解とご協力があるからです。当たり前の ように活動できている今に感謝し、周りの全てのひとに感謝しましょう。一人だけでは運動 を起こしにくいからこそ組織があり、組織はひとを育てる機会を提供します。 楽しいと思う運動だけではなく、変革の起点となる運動をつくりましょう。自分の限界よ り少し背伸びをして主体的に運動することが自身を成長させます。組織が行う活動はひと によって成り立ち、ひとは様々な背景をもつひとたちによって支えられています。 我々はメンバー一人ひとりの背景に理解を示し、運動しやすい環境をつくることで組織 は活性化します。各ステージでの経験がひとの可能性と見分を広げ、視座を高めていけます。

 

【ひとと地域を繋ぐまちづくり】
より良いまちづくり運動とはどのようなものでしょうか。事業の当日だけがまちづくり 運動でしょうか。職人の世界には段取り八分という言葉があります。なにを行うにも準備が 大事という意味であり、準備には目的と目標を最初からしっかり定めていくことが大切で す。目的と目標が明確な運動は行政、企業、地域の人々と一体となった運動を構築できます。 練習は本番のごとく、本番は練習のごとく。準備が全て、準備で決まる。 我々の運動がひとによって支えられているならば、まずはひとを集めなければなりませ ん。ひとを集めるためには共感が必要であり、共感を生むには運動の構築からしっかり準備 し、それを広く伝播していくことが大切です。 それぞれの立場や考え方があるひとたちを巻き込むためには細部まで配慮された構築が 重要であり、その細部を一つひとつ積み重ねることが組織への信頼となっていきます。そし て、組織への信頼が相互の協力を堅固にし、次代に繋がるまちづくりとなります。

 

【「想い」を伝播する奈良ブロック協議会との協働】
青年会議所は「想い」を大切にします。知識や経験、実績によって行動すればものごとは 成功しやすいかもしれません。しかし、青年会議所は変革の団体であり、JCI Creed に示さ れるように我々は人生に意義と目的を与えます。「相対的」な知識や経験、実績だけが人生 に意義と目的を与えるのではなく、「絶対的」な想いがより人生に意義と目的を与え、変革 への運動を起こす起点となり、メンバーの理解を得られます。我々は同じ理念をもつ各地青 年会議所メンバーと共に主管 LOM としての「想い」を共有し、運動を広く伝播することで、 対外にも広く認知してもらい、今後の事業構築の協力依頼を円滑に進め、青年会議所メンバ ーになりたいひとを増やすことができます。 青年会議所しかなかった時代から青年会議所もある時代といわれる今だからこそ、青年 会議所にしかない理念と強み、そして魅力を我々自身が深く理解し、運動を行うことが大切 です。「あたたかみ」溢れる地域の魅力を理解している橿原青年会議所メンバーは役割を超 えて相互に助け合い、奈良ブロック協議会と協働することで、地域を牽引する人財を育成し ていきます。

 

【共感を生む広報戦略 】
向き不向きより前向き。組織の運動を全員が自分ごととして発信できているでしょうか。 どこかでだれかがやってくれる、慣れていないから関わらない、どうせ多くの情報に埋もれ て地域のひとには伝わらないと思っていないでしょうか。メンバー一人ひとりが組織の一 員として、全ての運動を自分ごととして捉えて発信していくことが大切です。現在は多くの 情報が発信されるようになったことで、少しでも注目を集めるためだけにマナー違反の動 画や過激で誤った情報も発信され社会問題となっています。注目されることだけを目的と するのではなく、我々の理念や運動に共感してもらい、多くの方に協力、連携してもらえる ファンを増やす情報発信が大切です。運動がなぜ構築され、どのような目的で実施されるの か、その後どうなったのかを発信し続けることで我々の活動の本質を理解してもらえるフ ァンを増やし、その中から共に活動してくれる仲間をつくっていきましょう。運動も発信も 全員で一つの目的に向かう時、大きな力となって変革を起こすことができます。

 

【生涯の仲間づくり】
仲間とはどういうものでしょうか。橿原青年会議所は仲良し同士が集まる集団だけでは なく、同じ目的をもって活動する組織です。我々は自身に足りないものがあるからこそ組織 が必要であり、互いに助け合い、認め合うことができます。だからこそ足りないこと、でき ないことを恥ずかしく思うのではなく、当たり前のように足りない部分を補い合える仲間 をつくっていきましょう。役職に関わらず常に謙虚であり、日々自身を振り返ることが仲間 づくりの第一歩です。 仲間づくりをしていく中で、助け合うことや時に意見が対立して本気でぶつかりあう時 もあるかもしれません。しかし、本気でぶつかりあうというのは、相手の考えを否定してい るのではなく、自分の本音を伝えるということであり、伝えるひとは相手に伝わるよう工夫 しなければなりません。本音で語り合い、足りない部分を補い合えるひと同士となった時、 互いになくてはならない存在となり、生涯の仲間となります。

 

【夢溢れる青少年の育成 】
皆さんの周りの子ども達は夢を語れていますか。やりたいことや興味のあることが見つ からないと嘆いていませんか。子は親の鏡というように、まずは我々大人が夢を語り、実現 に向けて諦めず努力する背中を示すことが大切です。 全てのひとは必ず小さい頃を経験しています。小さい頃はどんな新しいものにも興味を もち、やりたいことがあれば駄々をこねてでもやりたがり、やれば夢中になって取り組んだ と思います。そうであれば、小さい頃からやりたいことの諦め方を知っているひとは、一人 もいないのではないでしょうか。 しかし、多くのひとが大人になっていく中で夢を諦めてしまっているのなら、原因は「失 敗をマイナス」だと思ったからかもしれません。我々大人が教えるべきことは失敗の避け方 や責任を逃れるための手法を教えることではなく、夢に向かって諦めず努力し、諦めなけれ ば実現できるということではないでしょうか。諦めず努力することに知識や経験は必要あ りません。なんとしてもやり遂げるという強い意志が夢を実現させます。失敗しても成長の 糧となることや成長する喜びを伝えていきましょう。我々は次代の子どもたちのだれもが 自分の夢を語り、夢溢れる社会をつくっていきます。

 

【結びに】
荀子の言葉より「青は藍より出でて藍より青し」ということわざがあります。本来は藍の 葉で染められた布は藍より青く染めることができるということから、ひとは努力によって 生まれもった資質を越えていくことができる。という意味です。今はその意味が転じて弟子 が師匠を越えていく意味で使われます。我々橿原青年会議所は先輩諸兄姉が凡事徹底され てきた運動の本質をしっかり受け止め、我々の強い想いを交えて、より青く、より強い組織 となるよう邁進していきます。

橿原JCの歴史

橿原JCの歴史

1972年 12月9日会員53名にて、日本青年会議所515番目のJCとして承認
1973年 第1回青少年夢の祭典開催(橿原夢まつりの前身)
1976年 第1回橿原夢まつり開催
1977年 第2回橿原夢まつりにてチビッコ相撲「夢まつり場所」開催
1978年 社団法人化を取得
1982年 創立10周年記念式典
1983年 橿原音楽祭の開催
1984年 わかくさ国体特別接伴(第39回国民体育大会)
1986年 宮崎姉妹都市提携20周年記念第3回宮崎ふるさと祭り参画
1987年 創立15周年記念例会、第15回奈良ブロック会員大会主管
1989年 橿原神宮森林遊苑において第1回「神宮森のカーニバル」開催
1990年 第1回橿の実サマースクール
1991年 第1回わんぱく相撲
1992年 橿原神宮森林遊苑において創立20周年記念事業開催
1995年 阪神淡路大震災の支援活動
1996年 宮崎JCと姉妹JC締結
1997年 第25回奈良ブロック会員大会主管、日本海重油流出事故の支援活動
1998年 第10回神宮森のカーニバル開催
2000年 第25回橿原夢まつり開催
2001年 真菅小学校にてPTCAモデル事業の開催
2002年 創立30周年記念式典・記念事業
2002年 第1回橿原夢の森フェスティバルに参画
2003年 橿原は~とページ(地域の先生バンク)の立上げ
2006年 近畿地区大会橿原大会主管
2007年 奈良ブロック大会橿原大会主管
2011年 東日本大震災の支援活動
2012年 創立40周年記念式典・記念事業開催
2013年 一般社団法人化<一般社団法人橿原青年会議所>
2013年 第1回橿原チャレンジアクアスロン開催
2014年 例会「企業を創る3つの力」
2015年 甘橿合同例会「居酒屋JC」
2016年 奈良ブロック大会橿原大会主管
2017年 創立45周年
2018年 反省例会「明日香空飛ぶランタン祭」
2019年 第28回わんぱく相撲・チャレンジアクアスロン・リーダー育成例会
2020年 SAVELOCALFFOODING一地域の食を救うプロジェクト
2021年 6市町村災害時における協力体制に関する協定結
2021年 橿原神宮駅前地域リノベーション「アートで彩る神武ロード」
2022年 創立50周年記念式典・記念事業

これまでの甘橿

これまでの甘橿

  • 甘橿No.104No.104
  • 甘橿No.103No.103
  • 甘橿No.102No.100
  • 甘橿No.100No.100
  • 甘橿No.98No.98
  • 甘橿No.97No.97
  • 甘橿No.96No.96
  • 甘橿No.92No.92
  • 甘橿No.91No.91
  • 甘橿No.90No.90
  • 甘橿No.89No.89
  • 甘橿No.88No.88

橿原青年会議所の概要

橿原青年会議所の概要

橿原青年会議所

□Address 奈良県橿原市久米町652-2 橿原市商工経済会館2F
□Tel
0744-28-4800
□Fax 0744-28-4848
□Mail info@kashihara-jc.jp
□Access 近鉄橿原神宮前駅東出口より北へ徒歩1分
お車でお越しの方は会館隣市営駐車場をご利用ください
(有料)